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あなたたちを忘れない   11-02-13 日 11:30:13 Weblog

「無縁社会」という、一人で社会から孤立して生きる人々の特集をテレビで見ました。
家族からの孤立、失業による社会からの孤立、精神や身体の病気による孤立、色々な事情により誰にも縁を持たずに一人で暮らす人々です。
多くの孤立者に共通していたのは、「誰とも話さないのは本当に辛い」ということでした。
そして、将来への不安と、常に自分の死を考え、孤独死後の身辺の処理整理を心配している感じでした。
就活しても不採用だし、何をしても自分は「どうせ」ダメだという思いが支配していました。

一人の男性は、無会話、自分は役立たず、孤独死を見つめ続けた結果、ある日から朝の通学路のゴミ掃除を始めました。
折れかかる、消えかかる気持ちの中で、遺書を書いた上での行動でした。
おそらく自殺をする前に、せめて社会への最後の恩返しと、思い出にする意味だったのかも知れません。
すると、小さい小学生が「おはようございます」と挨拶をするのでした。この短い言葉が、彼の心に響いたようです。
そして、次に彼が始めたことは、この子供たちが喜ぶ顔が見たいと思い始めたのでした。
カブトムシの幼虫を自室で育てて、小学校へ寄付を始めました。子供たちはとても喜び、男性の似顔絵をみんなで書いてプレゼントしていました。
自分の部屋で彼が似顔絵を手にして見詰める顔は、心が嬉しくて泣いているように見えました。彼の先祖霊と内在神が喜んでいるようにも観えました。
子供たちが書いた彼の似顔絵の目は、彼の心を表すように無垢な目をしていました。

もう一人は、夜間高校に通う女性でした。母親と幼い兄弟たちを助けるために、どうしても働かなければ生けない事情がありました。
やっと採用されたのがパチンコ会社でした。彼女は嬉しくて泣いていました。
無垢で純真な目をした彼女が、これから社会で汚されないことを、私は思わずにはいられませんでした。また、今の就職先が無い不況の深刻さを感じました。

この番組を見ながら感じていたことは、忘れ去られた先祖霊たちと同じだということでした。
この世への未練があり、生前に先祖への正しい感謝だけの供養をしないまま死にますと、生きる人間とまったく同じように故人の思いは残るものなのです。先祖からのお迎えに、気付くことが出来にくいのです。
先祖供養という「行動」による「他を助ける縁」を作っておくことが大切です。
自分がしたことは、自分に帰るのです。死後に自分が、先祖霊から助けられます。たんたんとした、宇宙の法則です。
人間は生きている限り、縁ある死んだ人も、生きる人も助けることが出来ます。

迷う霊は、縁ある子孫を見ながら孤独な状態で居ます。
先祖供養とは、自分には見えなくて分からないが、過去にいた人々を「忘れません」という愛情表現なのです
見える物しか信じない人は、今までに自分が受けて過ぎ去った「見えなくなった恩」も忘れがちに成るものです。
感謝の先祖供養が無理なく継続する人は、思いやりが深まり、他への愛情が深まります。
この「思いやり」と「愛情力」の磁気が、本人に幸運を勝手にもたらすのです。

番組を見ながら私が感じていたことは、私は生きている人も死んだ人も、目をそらさずに観(み)続けて行きたいという思いでした。
放送日が2月11日というのは偶然では無く、十一面「観世音」という世の中の音を観る菩薩の意識に私は同調していました。
苦しんでいる人は、自分たった一人では無く、先祖霊が必ず観ていることを知って欲しいです。
遺伝子で接続される宿命として、あの世とも繋がっているのです。だから人間は、自己を見つめれば、宇宙をも知ることに成るのです。
また、苦しむ人から目をそらさずに、観ようとしている人々が現実界にはたくさん居ることを知って欲しいです。
あなたは、一人では無いのです。

生かして頂いて ありがとう御座位ます


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